ドイツなどで活躍した元騎手のフィリップ・ミナリクさんが4日、48歳で亡くなったことが分かった。
ミナリクさんはチェコ出身で1991年に騎手デビュー。1997年にドイツの騎手免許を取得すると数々のビッグレースを制し、同国のリーディングジョッキーに複数回輝いた。
日本では2018~2020年に短期免許でJRA通算29勝を挙げた。
2020年7月に発生した落馬事故により大怪我を負い、そのまま騎手復帰することは叶わず引退していた。
それでも、その後、順調な回復を見せているなどの前向きな情報もあった中での突然の訃報ということで「夢を仕事を失ったショックから立ち直れなかったのかな」「リハビリの最中に、心が持ちこたえられず…自殺ってことでしょうか」「自らなのかもしれませんね。ただ、とにかく今は安らかに眠れたんだと祈りたいです」といった声があがっている。
ミナリクさんのご冥福を衷心よりお祈りいたします。
(文/豊田武志)