堺雅人さん主演、阿部寛さん、二階堂ふみさん、役所広司さん、松坂桃李さんらが共演、『半沢直樹』シリーズの福田克雄さんが原作・監督を務める日曜劇場『VIVANT』(TBS系、日曜21時~)をめぐり、小学館が露骨な「男尊女卑」と「ジャニーズ忖度」をみせた。
「NEWSポストセブン」(小学館)は4日、「週刊ポスト」の《『VIVANT』堺雅人、阿部寛、役所広司など“ドラマ史上最強のチーム”が福澤克雄監督のもとに集まった裏側》という記事を掲載。
同記事では「VIVANTが主役級だらけの豪華キャストをいかにして集めたのか」について詳報。
堺さんと阿部さんは、福澤監督と『半沢直樹』『南極大陸』『下町ロケット』といった過去の日曜劇場で厚い信頼関係を築いていたという。
そして、二宮和也さんは主演した『マイファミリー』でプロデューサーを務めていた飯田和孝さんが『VIVANT』でもプロデューサーを務めていることで、サプライズ出演を請われた。松坂さんは自ら出演を志願したということが綴られている。
しかし、『VIVANT』のメインキャプションに紅一点で登場している二階堂さんには一切触れていない。
メインキャプションには姿がない二宮さんにはしっかり触れているにもかかわらずである。
根底にあるのは「男尊女卑」や「ジャニーズ忖度」という旧態依然とした感覚にほかならないだろう。
(文/福田優太郎)