三浦春馬さん、竹内結子さん「ファンの名のもと」故人愚弄記事「心の死」とは | The Audience
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三浦春馬さん、竹内結子さん「ファンの名のもと」故人愚弄記事「心の死」とは

三浦春馬さん、竹内結子さん「ファンの名のもと」故人愚弄記事「心の死」とは
The Audience

 29日に「BEST TiMES」(KKベストセラーズ)が配信した「竹内結子三浦春馬、木村花、自殺の他虐的要素と病死としてのとらえ方」との記事。


 この中で、特に三浦春馬さんと竹内結子さんに共通することとして、「屈折した生育環境」という表現で2人の複雑な家庭環境、生い立ちについて綴られている。
 
 そして、「こうした生い立ちは、独特の色気を生む反面、繊細すぎて本物の自信を持てない精神性につながりがちだ。ふたりとも、ある種の欠落を埋めようとして、仕事に取り組んだことは大きな成功ももたらしたのだろうが、十代のうちに心のなかの何かが死んでいたともいえる」とも記されているのだが……。

配慮が著しく不足した文章、文言

 「この記事を書いた方自身は竹内結子さんのファン、奥様は三浦春馬さんのファンだったため、お2人の死に深いショックを受けたと語ってはいますけど。
 
 『故人への敬意がない文章』と指摘する声が多く見られますし、本当にファンだったのかと疑問を感じましたね。
 
 “屈折した生育環境”という言葉をあえてチョイスしているあたり、あくまでも私見ではありますが、愚弄しようという意図さえも透けて見える印象があります。

 複雑な家庭環境が、成長の過程で影響を及ぼすことは様々あるでしょうが、そのことと“色気”や“本物の自信”との間に直接的な関係性があるとするのは、完全に偏見であり独りよがりな考え方ではないでしょうか。
 
 言うに事を欠いて『心のなかの何かが死んでいた』ですからね。
 
 『亡くなられた方への尊厳が微塵も感じられない』とのコメントを受けるのも当然ではないかと思いますし、同じように複雑な家庭環境で生まれ育った方や、そんな家庭環境を与えてしまったことに苦悩している家族などが目にしたらどんな思いをされるのか……。
 
 三浦さんや竹内さんら故人へはもちろんのこと、悩みを抱えながら生きているすべての方に対する配慮が著しく不足した文章、文言だったと言わざるを得ないのではないかと思いましたよ」(メディア記者)
 
 極めて賛同を得づらい文章であったことは確かなようだ。
 
(文/窪田翔吾)