池井戸潤さんの同名小説が原作で、中村倫也さん主演、川口春奈さん、山本耕史さん、満島真之介さんらが共演の連続ドラマ『ハヤブサ消防団』(テレビ朝日系、木曜21時~)の第4話が10日、放送された。
同話の視聴率は、世帯平均で8.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、個人平均で4.9%だったことが14日、分かった。
『ハヤブサ消防団』はここまで、世帯で10.5%、9.4%、7.5%、個人で5.9%、5.5%、4.5%の視聴率を記録していた。
「世帯で0.9ポイントとほぼ1ポイント、個人でも0.4ポイント上げてきましたから『V字回復』と言っていいでしょう。
もともと第1話で世帯2桁の視聴率を記録していますし、池井戸潤さんが原作ということもあり評価は高かったですから、当然の推移とも言えます。
『ハヤブサ消防団』を放送するテレビ朝日系では先々週、『世界水泳』の競泳競技をまるまる1週間、20~22時の枠で連日放送していました。これに伴い、同時間帯のレギュラー番組は軒並み“お休み”に。
ドラマ序盤での1週お休みは、やはり相当なマイナスだったようですし、『世界水泳』も日本競泳陣の低迷で全くと言っていいほど盛り上がりませんでしたので、第3話での視聴率急落を招いてしまいました。
それでも、再開2週目にしてしっかりとV字回復してくるあたりに、『ハヤブサ消防団』の底力を感じられました」(ドラマ批評家)
『世界水泳』ショックを払拭した『ハヤブサ消防団』の快進撃に期待したい。
(文/スコッティ角筈)
~ライター略歴~
長崎県出身
本人曰く「ヲタク」として生きていくためにライター稼業を始めたという
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