12日、福岡PayPayドームで行われたソフトバンク戦。日本ハムは9-0で完封勝利した。
0-0で迎えた4回表、万波中正がセンターへの2ランホームランで均衡を破る。
続く5回表は、清宮幸太郎の2ランホームラン、万波の2打席連続&2者連続となるソロホームランなどで一挙4得点。6-0と完全に主導権を握った。
投げては、2試合連続で5回もたずにノックアウトされていた伊藤大海が、7回を無失点に抑える快投で新庄剛志監督の「次もダメなら…」のコメントに一発回答。
また、前回の試合ではバッテリーを組んだアリエル・マルティネスがマウンドに激励に向かうも、目線すら合わせない場面があり「態度悪すぎ」「伏見にはワガママ言いまくり、アリエルのことは無視。独りよがりすぎる」など厳しいコメントが多数飛んでいたが、この日は球審にボールの交換を要求する際や塁審にスイングの有無を確認する際、さらには内野陣が好守を見せたときはもちろんミスをしたときでも、笑顔で対応する「変身」ぶりだった。
バッテリーを組んだ伏見寅威のサインやジェスチャーに対しても、首を振るシーンはほとんどなく、これまでよりも分かりやすく頷いて見せる姿が印象的だった。
これには日本ハムファンからも「笑顔の伊藤大海ステキ」「大海くんが楽しそうでよかった!」「気合が入ってるし、人を食ったような感じじゃない笑顔に変わってて、見直した」「大海が大人になってて泣けるわ」などの声が上がった。
(文/樋口健太郎)