FIFA女子ワールドカップオーストラリア&ニュージーランド2023・決勝トーナメント準々決勝で、スウェーデン女子代表に2-1で敗れ、なでしこジャパンの戦いはベスト8で終戦となった。
前半から後半の半ばまでは完全にスウェーデンペース。
前半、なでしこジャパンは先制を許したうえに、後半早々にもハンドの反則でPKを献上。これをきっちり決められ2点ビハインドに。
おまけに、前半そして後半の半ばまでシュートを1本も打たせてもらえないという厳しい状況だった。
それでも選手交代をきっかけに次第にボール支配率を高めていき、後半29分には植木がペナルティエリア内で倒されPKを獲得。しかし、植木のPKはクロスバーに跳ね返されゴールならず。
さらに後半42分、ペナルティエリア前でFKのチャンスを得ると、藤野がこれを直接狙いゴールを割ったかに見えたが、またしてもクロスバー、そしてゴールポストに阻まれゴールならず。
直後に流れの中で林がゴールを決め、スコアは1-2に。
しかも、アディショナルタイムは10分と発表され、以降もなでしこジャパンは猛攻を続けたが、最後まで同点ゴールを割ることができなかった。
(文/樋口健太郎)