ジャニーズアイドルグループ「嵐」の松本潤さんが主演する大河ドラマ『どうする家康』(NHK、日曜20時~)第28話が23日、放送された。
同話の視聴率は、世帯平均で12.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、個人平均で7.4%だったことが24日、分かった。
前話の第27話は世帯10.0%、個人6.1%を記録していた。
「ワールドベースボールクラシック(WBC)中継と裏被りした回を除けば、前話の数字は世帯個人ともにワーストレベルでした。
そこから世帯で2.7ポイント、個人で1.3ポイントの上昇ですから、とんでもない急上昇と言えるでしょう。
23日に放送された堺雅人さん主演『VIVANT』(TBS系、日曜21時~)は11.9%、21日に『金曜ロードショー』(日本テレビ系、金曜21時~)で放送されたスタジオジブリの宮崎駿監督作品『もののけ姫』は12.6%で、これらをも上回っていますから、一体『どうする家康』に何があったのかと思いますよね。
これ、松本潤さんや『どうする家康』の人気が上がったわけではなく、放送内容が“本能寺の変”と普遍的な人気を誇るものだったからなんですよ。
過去の織田信長、豊臣秀吉、徳川家康らを題材とした大河ドラマでも、本能寺の変は非常に高い人気・注目度をその視聴率の高さで示し続けてきましたから」(ドラマ批評家)
30日放送の第29話では恐ろしいほどの急降下、それこそ世帯での1桁台突入のリスクが潜んでいると言えるだろう。
(文/スコッティ角筈)
~ライター略歴~
長崎県出身
本人曰く「ヲタク」として生きていくためにライター稼業を始めたという
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