17日(現地時間16日)、エンゼルスタジアムで行われたアストロズ戦で、エンゼルスは一時7-3と4点をリードしながら、終盤に投手陣が崩壊し逆転負けを喫した。
エンゼルスは3-3で迎えた7回裏、二死一塁から大谷翔平の申告敬遠を挟んで三連打を浴びせ一挙4得点。完全に試合の主導権を握ったかに見えた。
しかし、8回表にマウンドに上がったクローザーのエステベスが2ランホームランを喰らい2点差に。
さらに9回表、マウンドにはキャリアで過去4回のセーブシチュエーションをいずれも失敗していたバリア投手が上がり、2発のホームランを浴びるなど一挙4失点。これには大谷も「絶望」といった表情を見せた。
2点ビハインドの9回裏には、一死ランナーなしで大谷が34号ソロホームランを放ち1点差に迫り、後続も再度チャンスを作ったもののあと一歩及ばず、8-9で惜敗した。
クローザーを8回のマウンドに送り、キャリアで1度もセーブに成功していない投手を9回のマウンドに上げたエンゼルスのネビン監督には「謎采配」「冗談抜きで今すぐ辞めた方がいい」「ネビンがいる以上、エンゼルスは強くならないから大谷には優勝を狙えるチームに移籍してほしい」といった声があがっている。
(文/潮崎達至)