女優の広末涼子さんが14日、マネージャーのインスタグラムを通じて不倫騒動にコメント。「鳥羽様との関係は記事の通りです」と、いったんは否定していた不倫を一転認めた。
お相手の有名シェフ・鳥羽周作さんも同日、自身のツイッターで「報道された内容は、概ねその通りです」と、こちらも一転して不倫を認めた。
また、同日の「週刊文春 電子版」(文藝春秋)が、広末さんと鳥羽さんのラブレターを公開。そこには広末さんが「くっついてくれて、入ってくれて」「きもちくしてくれてありがとう」「愛しています」「24時間抱き合っていたい」など、臆面なく鳥羽さんを求める言葉を綴ったものもあった。
ど下ネタのラブレターもあって、不倫騒動はますます大きなものとなっている。
だが、広末さんと鳥羽さん双方が不倫を認め謝罪したことを、テレビがワイドショーどころかニュース番組で報道していることには大きな違和感を覚えた。
ジャニーズ事務所の、ジャニー喜多川さんによる、いやジャニー喜多川さんだけにとどまらない、元マネージャーやなにわ男子の大西流星さんの疑惑もある「性加害」問題を、ろくに報じず、ようやく報じてもすぐに静かになっているテレビが、ただの不倫を速報を打ってまで伝えているのだ。
あらためて、テレビの腐敗の著しさを思い知らされた。
(文/木暮雅人)