『スッキリ』のクッキングコーナーに出演していた“鳥羽シェフ”こと一つ星レストラン「sio」のオーナーシェフ・鳥羽周作さんとダブル不倫関係にあると、8日発売の「週刊文春」(文藝春秋)で報じられた女優の広末涼子さん。
広末さんが出演していたキリンビール「本麒麟」のCM動画が8日、公式サイトから削除された。
キリンホールディングス(HD)の広報は「報道による情報で詳細は分からないが、商品の価値を伝えることができないと判断した」としている。
この動きに対し、ネットで「キリンの商品はもう買いません」「キリン商品を買うのはやめましょう」など不買運動を呼びかける声が上がっている。
「数千人規模の被害者がいるとも言われているジャニーズ事務所の創業者で先代社長・ジャニー喜多川さんによる“性加害問題”を受けての対応との比較で『ダブルスタンダードではないか』という声が強まっています。
ジャニーズWESTの重岡大毅さんが3月から『キリン ホームタップ』のCMに出演していただけでなく、性加害問題が大きく取り上げられた後の今月6日からは『午後の紅茶』CMにSnow Manの目黒蓮さんが出演しています。
『タレントには何の問題もない』という理屈なんでしょうけど、ついにジャニー喜多川さんだけでなくマネージャーも同様の性加害に及んでいたことが『週刊文春』(文藝春秋)の報道により明らかとなりましたからね。
何の調査もしないうちに『タレントの中に問題行為に及んでいた者はいない』とするのは無理がある状況となっています。
また、仮にタレントには問題がなかったとしても、まともに問題に向き合っていないジャニーズに広告料として金を払うということは、性加害を容認している、加担していると見られても仕方がないことです。
広末涼子さんの場合も、ジャニーズの場合もスキャンダルの『詳細は分からない』という部分は共通しているワケで、広末さんだけ『商品の価値を伝えることができない』という判断になるのはおかしいですよね。
そもそも、不倫と違って性加害は犯罪ですし」(メディアコメンテーター)
広末さんの不倫が、ジャニーズ性加害問題に火をつけている。
(文/梅林隆介)