3月26日に中京競馬場で行われた高松宮記念(芝1200メートル)で7歳にして初G1制覇を飾ったファストフォースが8日、競走馬登録を抹消された。
今後はアロースタッド(北海道新ひだか町)で種牡馬入りする予定だという。
父ロードカナロア、母父サクラバクシンオーから受け継いだスピードを、産駒にも伝えてくれることが期待される。
なお、高松宮記念でファストフォースの手綱をとり、ともに初G1制覇を飾ったJRAの団野大成騎手は、奇しくも7日に「夜遊び寝坊により所属厩舎の斉藤崇史調教師が激怒。先週末から続々、自厩舎の馬の騎乗予定が取消されている」との話題がネットを駆け巡ったばかり。
相棒の花道に泥を塗った形となった団野騎手は今、何を思うのだろうか。
(文/豊田武志)