「デイリー新潮」(新潮社)が2日、ジャニーズ事務所の創業者で先代社長のジャニー喜多川さんによる性加害問題、この問題に対するジャニーズ事務所の向き合い方などが影響し、以前では考えられなかったような事態が起こっていると報じた。
ジャニーズ事務所のタレントがMCの番組になかなかゲストが決まらないうえに、ジャニーズ事務所のタレントがゲストとしてキャスティングされている番組にも他事務所が所属タレントの出演を控える動きが出てきているという。
「8月26~27日に放送予定の『24時間テレビ』(日本テレビ系)でも同様の事態が起こっている」としており、メインパーソナリティーをジャニーズ事務所の人気アイドルグループ「なにわ男子」、チャリティーパーソナリティーを芦田愛菜さんが務めることが発表されているが、他の出演者については調整が難航している模様。
「芦田さんは、知的でクリーンなイメージが非常に強く、性加害のイメージとは真逆の存在と言っても過言ではないでしょう。
ジャニー喜多川さんだけでなく、現状あまり報道はされていませんが、なにわ男子の大西流星さんについても複数の元ジャニーズJr.が『性被害を受けた』と告発している現状があります。
それだけに、芦田さんがイメージダウンを懸念して、いったんは受けていたチャリティーパーソナリティーを辞退という形で降板する可能性もあるかもしれませんよ」(メディアコメンテーター)
『24時間テレビ』は無事に放送日を迎えられるのか、水面下での動きがここに来て活発化しているようだ。
(文/福田優太郎)