お笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田敦彦さんが30日、前日の夜に上げていたYouTubeチャンネル『中田敦彦のYouTube大学』内の「【松本人志への提言】THE SECONDについて」というタイトルの動画について、大きく2つの変更を加えた。
1つ目はタイトルを「【松本人志氏への提言】審査員という権力」に変更。
2つ目は動画最終盤の「中田で笑ったことないから、お前に何言われても響かねぇ。中田は芸人じゃねぇという人もいると思いますけど、中田の笑いには知性が必要なんで」「ドストエフスキーやモーツァルトが分からないっていうのと同じくらい、後で恥かくことになる」と、自身を19世紀後半のロシアの文豪や18世紀の音楽家という「歴史的偉人」と同列に扱って知性の高さを自負する箇所をまるまるカット。
いったん公開した動画を翌日に変更したこと、特にドストエフスキーのくだりについてカットしたことについては「ダサい」「盛大なボケに見えて面白かったのに」「削除するなら、最初から編集しとけ」などの声が聞こえてきている。
動画は、『THE SECOND ～漫才トーナメント～』（フジテレビ系）ではアンバサダー、ほかにも『M-1グランプリ』（テレビ朝日系）、『キングオブコント』（TBS系）、『人志松本のすべらない話』『IPPONグランプリ』（フジテレビ系）と、漫才、コント、漫談、大喜利というお笑いの全ジャンルの大会に、松本人志さんが審査委員長など重要なポジションで関わっていることについて問題視するというもの。
中田さんは「誰かそろそろ“松本さん、審査員やりすぎ”だって言ってくれないか」と主張。
その流れで「これ見てる粗品くん、どう思う？最近ね、俺のトークチャンネルすごい見てくれてるらしいの粗品くんが。すっごい嬉しくて」と、不意にお笑いコンビ・霜降り明星の粗品さんの名前を出す場面があり、粗品さんの相方・せいやさんがすぐさまツイッターで「真っ直ぐ勝負してないウンコみたいなやつが相方の名前使うな 中田」と反応していた。
なお、動画最終盤についてカットしたのであれば、粗品さんを巻き込む形になった発言箇所もカットすれば良さそうなものだが、そこについて中田さんは現状手を加えていない。
（文／江口のりお）