29日、岸田文雄首相の長男・岸田翔太郎氏が、首相秘書官を6月1日付で辞任すると政府が発表した。
昨年、外遊先のパリにおいて公用車でショッピングや観光を楽しみ、つい先日には「週刊文春」(文藝春秋)に多数の証拠写真付きで首相公邸でおふざけ写真を撮りまくっていたことを報じられていた。
責任を求める声が上がる中、当初は「厳重注意」で済ます腹積もりだった岸田首相も、世論や野党、さらには与党内からの追及に屈したようだ。
翔太郎氏は勝手に「自滅」した形となったが、これが岸田政権の崩壊の始まりとなるかもしれない。
(文/二宮誠司)