JRAのクリストフ・ルメール騎手が28日夜、自身のSNSを更新。この日、行われた日本ダービー(G1)に出走、レース中に急性心不全を発症しレース直後に死亡した愛馬・スキルヴィングへの惜別メッセージを投稿した。
ルメール騎手は自身のインスタグラムとツイッターに「Devasting to lose Skilfing today, a lovely horse and will be missed by all(今日スキルヴィングを失ったことはあまりにも無念だ、愛らしい馬だった、きっと誰もが寂しくなる)」と綴り、全5戦で手綱をとったスキルヴィングとの突然の別れを惜しんだ。
スキルヴィングは、前哨戦の青葉賞(G2)を余力のある仕上げで快勝。日本ダービーでは、その豪快な末脚に大きな期待が寄せられ、単勝2番人気の支持を受けていた。4コーナーを絶好のポジションで回ってきたものの、次第に手応えがなくなりみるみる減速。それでも、歩きながらゴール板を通過。その後、ルメール騎手が下馬するのを待っていたかのように、1コーナー付近で下馬直後に倒れそのまま息を引き取った。
(文/豊田武志)