TBSがまた「問題行為」だ。
問題が指摘されているのは、同局の宇内梨沙アナウンサーによるYouTubeチャンネル『うなポンGAMES』の動画をめぐってのもの。
宇内アナは以前より「SEKIRO」というアクションアドベンチャーゲームをプレイする様子を実況する動画を同チャンネルにアップしていた。
このたび、この動画をTBSがコンテンツIDに紐づけしたとみられ、これに伴いYouTubeが「SEKIRO」をTBSの著作物と自動判定し、世界中の「SEKIRO」の実況動画投稿者が、本来受け取れるはずの広告収入をTBSに没収されるという事態に発展。
コンテンツIDに紐づけする動画は慎重を期さなければならないが、TBSはそれを理解しないままに今回の騒動を引き起こしているのではないかとみられる。
「さすがにそれはないとは思いますが『確信犯なのでは』という声も聞こえてきていますね。
以前よりTBSは、その体質に問題があると指摘されている中での今回の事態ですから、仕方ないとも言えるかと。
古くは1989年の『坂本弁護士一家殺害事件』で、ワイドショー番組『3時にあいましょう』のスタッフが、弁護士の坂本堤さんがオウム真理教を批判するインタビュー映像を放送前にオウム真理教幹部に見せたことにより、その9日後に坂本さん一家は惨殺されるといういたましい事件が起こりました。
ほかにも、2020年に歌手のMISIAさんの乗馬の様子を取材する際に、馬に刺激を与えてしまいMISIAさんが骨折する事故が発生。
同じく2020年には、三浦春馬さんの遺作ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』にて、三浦さんを冒涜するような不可解な演出が散見されるとして多くの疑問が投げかけられました。この件についてTBSは何もコメントせず無視しています。
それから、昨年11月にはタレントの松本伊代さんに、バラエティー番組『オオカミ少年』の収録で、落とし穴に落下させ、腰椎の圧迫骨折で全治3ヶ月の重傷を負わせるという事故もありました」(メディアコメンテーター)
TBSは、今回の広告収入横取り騒動にどう決着をつけるのだろうか。
(文/木暮雅人)