「文春オンライン」(文藝春秋)で、知人女性に「強制わいせつ」によるケガを負わせた疑いで被害届を出され、警視庁の事情聴取を受けていたことなどが報じられた西武・山川穂高選手。
事情聴取や文春の取材に対し山川選手は、「同意はないが、無理矢理ではない」と意味不明な理屈で「無理矢理=強制」という点についてのみ否定。
妻帯者でありながら、妻以外の女性にわいせつな行為をしようとしたこと、行為の中で女性にケガを負わせたことは“事実”と認めているという。
12日には1軍登録を抹消され、スキャンダルを受けて事実上の謹慎処分が西武から下されたのだと見られていた。
ところが13日、2軍本拠地の所沢・カーミニークフィールドで行われた2軍練習に山川選手の姿はあった。
さらに14日も室内練習場で2軍練習に参加する様子が確認されている。
「たとえ強制でなかったとしても、同意したか曖昧なまま女性にわいせつな行為をし、その結果としてケガをさせたということですから、しかもそれを山川選手本人も認めているというんですから、現時点の情報だけでも無期限謹慎が妥当でしょう。
少なくともチーム活動には1~3軍問わず帯同させるべきではないことは確かでしょう。
平然と2軍の練習に姿を見せているということで『山川本人も西武も、随分と事態を甘く見ている』『傷付いている女性に対して、寄り添う気持ちが感じられない』『女性は山川に対する処分感情が強いって言われてるのに、こんな対応だとますます女性の神経を逆撫でするだけでは?』といった声が聞こえてきていますよ」(メディアコメンテーター)
西武と山川選手の危機管理意識に多くの疑問の目が向けられている。
(文/樋口健太郎)