「文春オンライン」(文藝春秋)によって、「強制わいせつ致傷」容疑で知人女性に被害届を出され、事情聴取を受けていたことが報じられた山川穂高選手を12日に登録抹消した西武。
13日に本拠地ベルーナドームで行われた楽天との試合には、7-4で逆転勝利。連敗を3でストップさせた。
一部では「山川が抜けた西武打線はますます弱体化する」と見られていたものの、引き分けに終わった12日の試合では4得点、この日は7得点と意外にも山川選手の抜けた穴を感じさせない戦いぶりを西武は見せている。
「実は、山川選手は今年出場した16試合でホームランが0と不調でしたし、走力や守備力については平均以下ですから、むしろチームの足をひっぱっていたきらいがあります。
今シーズンの西武の戦績は以下のとおりですから、一目瞭然でしょう。
山川選手離脱前 4勝3敗 総得点18(1試合平均2.57点)
山川選手離脱中 9勝8敗 総得点59(1試合平均3.47点)
山川選手復帰後 2勝7敗 総得点16(1試合平均1.78点)
山川選手抹消後 1勝1分 総得点11(1試合平均5.50点)」
山川選手は自身が不在になった途端に調子が良くなった西武打線に何を思うだろうか。
(文/中牟田晃)