昨年のパリーグ二冠王(本塁打&打点)で、先のWBCでは準決勝のメキシコ戦で貴重な犠牲フライを放ったほか、ベンチや球場外でムードメーカーとしての役割を存分に果たした西武・山川穂高選手。
11日のロッテ戦でも、5番ファーストでスタメン出場している山川選手に驚きのスキャンダルが飛び出した。
「文春オンライン」(文藝春秋)が11日報じたところによると、山川選手は昨年11月に妻以外の女性と肉体関係を持ち、この女性から「強制わいせつ致傷」で被害届を出されているという。
警察の捜査や文春の取材に対し、山川選手は肉体関係を持ったことは認めつつも「強制わいせつ」や「致傷」については否定しているようだが。
捜査待ちの状況とは言え、このようなスキャンダルがある選手を連日スタメン起用する西武球団の感覚にも大きな疑問を禁じ得ない。
今年はケガがあったとは言え、開幕から1ヶ月半が経とうとする中、いまだにホームラン0。不調の要因は、WBCの後遺症なんかではなく、このスキャンダルが大きく影響しているのではないだろうか。
(文/中牟田晃)